スタッフが何人かいると、
できるスタッフと、あまりできの良くないスタッフに分かれます。
分かれると言っても、勝手にそれぞれが思うだけで、
彼女はよくできる、彼女は何となく仕事が遅い、、みたいなことが、
口には出さないけれど、仕事場で何となく合意形成されます。
ところが、新人を入ってきて、仕事を覚えるのが遅かったりすると、
今まで、何となくできが良くないと思っていたスタッフは、再評価されて、
新人よりも、すごくマシで、仕事を任せても安心ということになったりします。
結局、人の出来不出来に、そんな大差はないのに、
わずかな差で、片方は高評価で、もう片方は低評価ということになっているだけです。
巷には、自己啓発本やサクセス物の本が溢れていて、
成功者の言葉が金言の如く紹介されていますが、
どんな成功者も、たまたま時代の波に乗っただけで、
もし、違う時代の違う社会だったら、普通の人程度なのではないでしょうか。
何でも時代や社会のせいにするな、
などと、上から目線で説教するような人たちこそ、
実は、たまたま時代や社会のおかげで、そのポジションに乗っかっているんじゃないかと思います。
違うか(笑)。