映像の世紀の新シリーズが始まった。
早速録画してみた。
前回のシリーズと扱う時代は同じだけど、今回は、少し視点が違う。
前回は、歴史のおさらいに初めて映像が付いたことが画期的な試みだったけど、
今回は、既存の歴史認識を問うとともに、現在各地で起きている紛争の種が、歴史の中ではぐくまれてきた過程を明らかにしようという意欲が感じられた。
新シリーズ1回目で、学んだこと。
・ロマノフ王朝に崩壊は、レーニンらによる革命だったけれど、ドイツがレーニンを後押ししていたこと。(後押ししたドイツは、結局ソ連に負けちゃうんだよな。)
・スターリンがやった粛清は、すでにレーニンの時代から始まっていたこと。
・オスマントルコの支配地域は、今まさに紛争が収まらない中東地域を含んでいたこと。(石油さえ出なかったら、何とか治まる地域だったんだ。)
・イギリスの二枚舌外交は知っていたけれど、フランスも噛んでいて、第一大戦後、見事に翻ったこと。(紛争の火種を考えるのに、何も、ユダヤ教・キリスト教誕生の時期まで遡る必要はないんだな。)
・アラビアのロレンス再認識
・ドイツに過大な賠償金を課した背景に、米国ウォール街の強欲があったこと。
ルーズベルトより前の米大統領って、意外に存在感がないのだけど、ウォール街の金融家に逆らえないなんて、・・つっか、アメリカって、建国以来、ずっと同じなんだな。