その不味いビールで始まった飲み会も、
店を移動したりして、良い酔い加減になって気分良く帰れると、タクシーに乗りました。
友達と二人で乗って、
途中で友人が降りて、その後、ボクが最後まで乗ります。
2か所の行先を告げたあと、
おしゃべりに夢中になっていたら、ガクっと衝撃が・・・。
運転手さん、急ブレーキを踏んだのでした。
信号で停まったらしいですが、普通の車だったら、停まらないタイミングで停まったみたい・・・。
「申し訳ありません」
と言いましたよ。その運転手。
細かい道は知らないみたいな、その運転手。
細かく指示をしながら、何とか友人宅に到着。
友人を降ろしてドアを閉めても、なかなか走り出しません。
そこで、運転手の衝撃のひとこと。
「えーっと、次はどこでしたっけ?」
はあ?覚えてないの?
けっこう遠方なので美味しい客のはずだけど、覚えてないのか・・・
まあ、でも、大丈夫。
まだ自分も酔いが手伝って何とか上機嫌。
「●△×□です。」と行先を告げたら、走り出しました。
何かしら頼りにならないので「国道で行きましょうか。」と提案したら、
「国道」の意味が分からないのか、国道がどの道なのかが分からないのか、要領を得ません。
「この信号はどっちに曲がります?」とか言う。
ああ、こいつ新人か、または故意に意地悪しているか、どちらかだと酔った頭で判断しました。
もはや、丁寧な言葉を使う気が失せました。
「右だよ」
と何となくつっけんどんな物言いになったことをお許し下さい。
やっと国道に出て、ちょっと走ると、またアレですよ。
行けそうな信号で急停車します。
そこは、我慢。
次に急停車したのは、信号の赤も点いているけれど、緑の↑で進行方向は青、という交差点。
追突されてもおかしくないタイミングで、停まりましたよ。マジで。
「青だよ。青。何で停まるの?」
と、つい言葉を荒くなりますよ。
着くまでにそういうことがもう1回ありましたからね。
しかも、到着地点のエライ手前で、
「まだ、真っ直ぐですか」とか訊いてきます。
地元の基本的な位置関係というか地図というかが分かってないのでしょうか。
降りる頃には、すっかり、頭に来ていました。
降りてから考えるに、あれはやっぱり、故意だった気がして、余計腹が立ちましたよ。
酔っぱらって、前後も分からないような時じゃなくて良かった気がします。
あんな運転手さんは、タクシーの仕事から排除されないのですかね。
次は、個人タクシーを選んで乗ることにします。