どこまで掘ったら名前が出てくるのか問題、
ありますよね。
たとえば、このブログのハンドルの、kearyioa というのに、自分の名前の要素は1ミリもありません。
知らない誰かとやり取りする時のメルアドも、特に意味のないハンドルを付けています。
一方で、仕事関係に使っているメールアドレスの@の左側は、当然、名前も仕事内容も分かるような内容になっています。
僕のように底か浅い人間だと、そうと分かってからの人間の深みが無いので、
そうと分かるまで、相当もったいを付けています。
もともと、名前を表に出して、仕事をしているので、
自分の悪口でもネットに書き込まれた日には、それが致命傷になって仕事を失うかもしれないし・・・。
慎重になります。
それで、ネットで出会った見知らぬ人と、これから深い仲になっていこうとすると、まあ、そのこらへんが仇になりますよ。
一通り、良い感じのメッセージをとりあって、連絡先を交換しようということになっとき、いきなり、
「私のメールアドレスは〇〇で、ホントの名前は〇〇です。」
と言われると困ってしまいます。
交換でこちらが教えるアドレスには、そんな情報が無いわけですから。
相手が不信感が募らせている感じが、そのあとのメッセージに現れます。
感じどころか、きっちり指摘して怒る人もいます。
「こちらが名前を言っているのに、そっちが教えてくれないなんてありえない」なんてね。
その不機嫌さ加減や、理詰めに攻めて来る感じが怖くて、いよいよ、ホントの名前なんか、明かせなくなります。
まあ、常識のある大人の人のほうが、そういう傾向があります。
それまでは、うまいこと行っていたのに、急にギクシャクして、終わりになります。
仕方ないことかな、と思います。
仕方ないと思いつつ、
じつは、そういう常識のある大人の方が、そうでない方よりもずっと素敵だと思うので、
困ったものです。